祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ  柏井壽

感想は、読み終わってすぐに書かないと、忘れちゃうね。

 

これはグルメ本というより、人情ものですな。

 

パーソン・センタード・アプローチ 1986年の論文  の続き

 

成長を促進するこの風土を構成する条件は三つある。

 

第二の態度は受容(acceptance)であり、心を寄せること(caring)、あるいは尊重すること(prizing)といってもよいが、つまり無条件の肯定的配慮(unconditional positive regard)である。
クライアントがその瞬間にどういう状態であっても、カウンセラーがクライアントを肯定的に、非判断的に受容する気持ちを経験しているならば、治療的な動きあるいは変化がより起こりやすくなる。
クライアントのなかにいま流れている感情が、混乱であれ、憤慨であれ、恐怖であれ、怒りであれ、勇気であれ、愛であれ、プライドであれ、クライアントがその感じになりきれることにカウンセラーが寄りそおうとする気持ちが、受容には含まれている。
それは非所有的な(nonpossessive)思いやりである。カウンセラーがクライアントを条件つきでなく全面的に尊重するとき、前進的な動きが起こりやすい。

 

 

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