フィンランド語は猫の言葉 稲垣美晴
森と湖の美しき国、フィンランド。
行ったことのない土地に思いを巡らせられるのも、読書の楽しみ。
知り合いが、フィンランドで仕事をしており、日本に帰国する前に、遊びに行くつもりだったのに~、、、、、、、、
カール・ロジャーズ 1957年の論文から
教えることと学ぶことについての私見。
A.このような経験は、教えること(Teaching)は止めた方が良いということを、示唆している。人々は、学びたいと望んだならば、自然に集まってくるものであろう。
B. 試験はやめた方が良い。試験が測定しているのは、あまり重要でないタイプの学習である。
C. 同じ理由から、成績評価(grade)と単位証明(credits)もやめたほうがよい。
D.ひとつは同じ理由から、能力の尺度としての学位(degree) もやめた方が良いと思う。そのもうひとつの理由は、学位はあることについての集結あるいは結論を示すものであり、学習者は、継続的な学習のプロセスにのみ関心を持つものだからである。
E.結論の提示はやめたほうがよい。結論から意味のあることを学びとる人は、誰もいないことを私たちは知っている。