ロジャーズ選集(下) カール・ランサム・ロジャーズ

カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文

 

読んで、よかった。

 

人間の本質について 1957年

私が自分の体験から見出したところでは、人間は、人類という種に生得的に備わっていると思われる、次のような諸特徴を持つ存在である。
その諸特徴は、その時々に応じて、ポジティブな、前向きの、建設的な、現実的な、信頼できる、というような言葉で記述できると思われるようなものであった。

 

十分に人間存在になるということは、この地球上で最も感受性に富み、最も責任のある、最も創造的な、そして最も適応的な生物の一員になるという、複雑な過程に参加していくことである、と私は信じたい気持ちになるのである。

 

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