キャリア開発 24の扉 小野田博之
組織・仕事・人・心を考える必携ガイド
読み応え、あり。
カール・ロジャーズ 1957年の論文
人間の本質について
私自身にとっては、人間は極めて複雑な生き物であって、恐ろしくひねくれた方向へ進むこともできるけれども、しかしその最も深いところでの諸傾向は、その人自身の向上及び人間という種に属する他の人々の向上に役立つものである、という見解を述べたのである。
人間は、たとえ短い間にせよ、自分がどんな方向でも自由に選べるような、脅威のない雰囲気の中に生きている時には、こうした建設的な方向に動いていくものとして信頼することができる、ということが私には分かっているのである。