2021-05-01 少年日本史 平泉澄 なんとも、不思議な感じがする、書籍である。 この、7百数十ページにおよぶ、和歌や俳句がふんだんに使われた文章を少年・少女が読む機会が、いつ、訪れるのであろう。 すべて、フリガナがふってあるので、読むことは読める。 中学校、高校の時に歴史の授業はほとんど、江戸くらいで終わってしまった。 今思うに、明治維新や戦争のことを、子供に説明できる状況にはなかったのではないだろうか。 少年日本史は著者の視点が明確で、とてもわかりやすい。 語ることができる真実は、一つではない。