あまりにも、有名な名著だが、読んだことがなかった。
奈良井宿は観光で行ったことがあるが、また、行ってみたくなった。
もちろん、馬籠も妻篭も、水無神社も。
この長編を読むのに、10日ばかりの日数を要した。
長編であるだけでなく、文体が私にとっては難解なのである。
明治維新を辺境の地であるが、交通の要衝であるところの、庄屋という歴史環境に翻弄されやすい立場から描かれているのも興味深い。
NHK大河ドラマ、「晴天を衝く」も含め、「西郷どん」や「八重の桜」など10作品以上が明治維新の時期を描いた作品なので、一通り、鑑賞予定である。
また、この機会に本居宣長についても読んでみたい。