禅と日本文化 鈴木大拙

もともと外国人のために、英語で1938年に出版されたものを、北川桃雄氏が1950年に和訳されたもの。

 

禅、美術、武士、剣道、儒教、茶道、俳句。

 

日本の歴史を通じて、最も典型的な 日本人は誰だというと、上杉謙信伊達政宗千利休などを挙げてみたくなる。こんな人々を今日活かして、各方面に世界の舞台に上せたら、どんな役割を演ずることだろうか。

 

みてみたい。 

 

 

 

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青春論 亀井勝一郎

戦後、10年くらいの間に書かれた、随筆。

 

この頃から、憲法改正が国会の重要な議題になっていた。

 

ある外国の方が、日本国籍を取得された時に、日本国憲法を理解するために、それを読み始め、3回目に入っていたという話があった。

 

早速、私も読んでみたが、おそらく、全文を読んだのは生まれて初めてだと思う。

 

受験勉強のおかげか、覚えているところはたくさんあったが、新鮮でもあった。

 

憲法改正、というより、憲法について考えることは、国民の義務と思う。

 

 

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がらくた 江國香

ある年代まで、自分は、「ふつう」の人間だと思っていた。

 

だんだん、「ふつう」でない部分が自覚できてきて、「ふつう」の人はいないことがわかった。

 

 ある時、ある場所、それぞれの「ふつう」を意識しつつ、ちょっとだけ、「ふつう」でない生き方をするのが、楽しいかも。

 

 

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考えごとしたい旅 益田ミリ

フィンランドシナモンロール

 

フィンランドと聞くと、森とか湖を思い浮かべるが、著者の旅は人のいるところ。

 

そのほうが、かえって、良い意味での孤独を感じやすいのかもしれない。

 

孤独とか孤立を問題視する風潮には疑問を感じる。

 

このITの時代に、孤独になることはとても難しく、孤独は貴重な時間である。

 

孤独を感じることを、もっと積極的にとらえたい。 

 

 

 

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