2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

葉隠入門 三島由紀夫

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」 あまりに、有名な言葉だが、字面だけでとらえていた。 矛盾するように感じるところ、ハウツーみたいに思えるところも、おもしろい。 興味関心が二方面に向くのが悪いのである。 ひたすら武士道に励むことだけで、ほ…

リサイクルに興味がある。 何故、好きなのか、あまりよく考えたことはない。 考えてもわからないことだし、考えてもしょうがないという側面もある。 但し、これだけは確実に言えるのは、使い切ったときの快感である。 チャリティーショップ(リサイクルショ…

人間の生き方、ものの考え方 福田恆存

言葉の難しさと、大切さを再認識。 「出発点としての絶望」など、示唆に富む講演が多い。 常に疑問を持ち、思索を続けることは義務といえますね。

代表的日本人 内村鑑三

彼が挙げているのが下記の5人。 西郷隆盛 上杉鷹山 憲法に定められた権利を求めて争いが生じ、争いを収めるのに法律に頼ろうとする。 昔のように、心に頼ろうとしない。 西洋の知恵がもたらされる前に、日本のある地域では既に平和の道を知っており、独自に…

小林秀雄講演 【第二巻】 信ずることと考えること

この講演は、昭和49年8月、鹿児島県霧島の夏季学生合宿教室でのものである。 考えるということの、深遠さを、考えさせられた。 質問力にも言及されているが、この講演の質問者は上出来だと思う。 今、大学の講義でこのようなやり取りが、どれだけ、行われて…

日本酒の話

母親から、日本酒の3本セットが届いた。 自分は、純米酒しか飲まないので、ダイレクトに言うのは憚られたので、「自分は純米酒が好きなのだ」ということを、伝えていた。 届いたうちの、1本は、本醸造だった。 そこで、ふと、気が付いた。 私が純米酒に拘る…

励まし力 四辻友美子

久しぶりの、斎藤一人本。 何が良いって、斎藤一人さんの言うことは、今も昔も変わらない。 どんどん、わかり易くなってきている。 「顏晴ってるね」この一言でよいですね。 「顏晴ってね」ではなく。

自分探しと楽しさについて 森博嗣

「自分探し」という言葉ができたのは、1990年代かなあ。 自分が学生時代には、その言葉はなかったけど、それに近いことをやっていたことを思いだす。 「君らしくない」と言われた時には、「僕はね、実は僕らしくないんだ」くらいに答えておけばよろしい。 楽…

光 土居伸光

この物語は、きっと、事実に基づいたものだろう。 まぶしすぎる光が見えることは、いろいろな方が、言っておられる。 でも、科学的に証明できないので、一部の人たちだけが、信じている。 宗教と思われる場合も多いようだが、実は、宗教とは何かを知らない人…

ウール100% 靴下

2018年1月に、ニュージーランドに行った。 クイーンズタウンで自分用のお土産として、買った、靴下が寿命に。 普段から、靴下は2枚重ねで、着用しているので、薄くなっても履き続け、穴があいたら、お役御免となる。 冬はやっぱり、ウールだね。

日本の大和言葉を美しく話す 高橋こうじ

こころが通じる和の表現。 日本語の美しさを余すところなく、伝えている。 こういう言葉を使えることが、知性があり、教養があるという。 この本の中に出てくる言葉の、1割くらいは使っているかなあ。 1割くらいは、まったく、聞いたことがなかった。 ことば…

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか 森博嗣

久々の森博嗣さん。 この本では、元も子もない記述は少ない。 彼らは、「寂しい」ことは悪い状態だと考えていて、友達がいれば「寂しくない」と勝手に信じている。 何の根拠もなく、そう思い込んでいるのである。 だから僕は、「寂しく」ても悪くないこと。…

Brooks Brothers

Brooks Brothers は、よく、買って着ていた時期があった。 伊勢丹に入っていた、Shopの店長の方が、親切で、それも大事な要素だった。 退職のお祝いとして、ハンカチをいただいた。 Brooks Brothers から、話がどんどん展開し、メアドを交換するまでになった…

小林秀雄講演 【第一巻】 文学の雑感

講義の録音であるが、よくまあ、話題が豊富で深いこと。 昭和45年8月9日、雲仙での講演。 古さを感じさせないのは、内容が色褪せないものだから。 こういう方が、教師というものだろう。

ヒンシュクの達人 ビートたけし

2013年に発行された本で、その当時の話題が出てくる。 きっと、当時はマスコミを賑わしたであろう、芸能界の方々。 今も、テレビに出ている人たちも、いるが、そうでない人たちもいる。 ビートたけしさんは、ご自分の考えを持っておられるので、読んでて、お…