解説でも触れられているが、現代の諸問題にも通じる視点がある。 人間は成長しないとも言えるし、人間の本質はいつの時代も普遍的なものがあるということかもしれない。 ゆえに、歴史に学ぶ、先人たちに学ぶという姿勢が必要なのだろう。 今の物質的にはある…
ルワンダという国がどこにあるのかは知らなかった。 銀行に良い印象はないが、金融の大事さは理解できた。 服部氏は日本男児、武士の気概をお持ちの方だったと思う。
YAMAHAのスポーツウエアは丈夫。 これは、冬用のパンツであるが、白のウインドブレーカーと一式でした。 ウインドブレーカーは白だったので、汚れが目立ち、引退したのでしたが、このパンツは結局、20年以上使っていました。 最近は部屋着として活躍していま…
息子の成長が微笑ましい。 それにしても、できた息子である。
戦中戦後の話を読んでいると、信じられないことが多い。 もちろん、本作品はフィクションであるが、そのようなことが実際にあったであろうことは想像に難くない。 なんだかんだ言っても、現在の幸福を感じないわけにはいかない。 拷問など、痛いのは、嫌なの…
西條さんは北海道出身なのですね。 千駄木あたりの情景が容易に想像できるのが、筆者の力量。 いろいろな種類のさびしさがありますが、同じだけの救いがある。
壮絶な物語。 宗教は必ずしも必要とは思わないが、神と呼ばれるような何かは感じていたほうが、安心して生きられる。
中年男性痛快ドラマ。 ありそうで、ない、あってほしい、小説ですね。 画像化したら、おもしろいかも。
1900年代初頭を生きた、3女史の共通点。 不自由で、それが、あたりまえであった時代に目覚める先駆者たち。 彼女たちを突き動かすものは何で、迫害を恐れない強靭さはどこからくるのか。 物理的には恵まれた、今をのほほんと生きられる、私は感謝しかない。
一気に読まないと、その面白さが、半減するかもしれない。 子供の頃は、匂いに敏感だったですね。 あの、不安に満ちた瞬間の、気持ちを忘れないでいたい。
2021年9月19日 読了。8月1日からなので、1か月と19日ですか。 1972年1月1日から1976年9月4日まで、毎日新聞に連載されたということである。 この時の読者は5年弱も楽しまれたのですね。 記述は詳細にわたるので、新聞連載にもってこいの内容といえる。 やっ…
20年以上、活躍していただいた 3回の富士登山 東海自然歩道の愛知県、岐阜県踏破 関東ふれあいの道の神奈川県、東京都 その他、数々のハイキングに大活躍いただいた その強靭さに感謝!
久しぶりに、司馬遼太郎の長編。 西郷さんをより深く知る旅が始まる。
ほんとうに、幕末前後に生きた方々は、ご苦労が多いことよ。 勝さんは、それでも、明治32年まで生きられたので、なによりだ。 勝さんが、度々、西郷隆盛を大人物と評していることが、嬉しく感じる。
著者の若い時の話を伺うと、そのエネルギーの高さに愕然とする。 そのことを、友人に話したら、当然、自分もやるという。 そういう人たちは、いつの時代にもいて、新しい世の中を作るのですね。 お互い、やっていることに無関心ではだめ。 能率とは目的を果…
辞書作りということは、膨大な作業、というより、芸術活動に近いですね。 しかもなるべく多くの人が、納得いくような言葉選びが必要になるところは、 正解のない果てしのない力業といえる。
森博嗣さんと土屋賢二さんの対談。 どこまでも、マイペースな土屋さん。 森さんも常々、とてもユニークな考え方を披露してくださるが、土屋さんの自由さにはかないませんな。
「学問のススメ」は知っているが、読んだことのある人は、少ないのではと思った。 読書をしていて常々、思うことは、著者の生きた時代は、はるかかなたなのに、内容がまったく色褪せないということ。 現代語訳、ありがとうございます。
頭山満の流れを汲む、中村天風氏。 戦中の話は現代では、「本当かいな?」と言わざるをえない厳しいもの。 つくづく、今の日本に生まれていて、良かったと思う。 もう、それだけで、幸せ!
痛快なエッセイである。 植松さんの考え方に、大賛成! 自分にできるかどうかは別にしても、やる気にさせてくれる1冊。
「流れ」という目に見えないもの。 「引き寄せの法則」に通じるものがありそう。
ただ一人で千万人に抗した男。 西郷隆盛つながりの、展開であるが、明治にはいろんな人がいたのですな。 いよいよ、維新から明治にかけてとその時代の精神を知りたくなった。
人生は単純明快に限りますね。 いろいろな出来事に、それぞれ、意味はあるのだろうけれども、どのように捉えるかは、その人に任されている。 迷ったら、楽しいほうを選ぶ。楽なほうではない。 そして、すぐにやる。
小林よしのり氏の名前は知っていたが、初めての書籍。 常識にとらわれない、いや、世論にとらわれない視点。 頭山満という人を知ることになり、次に続く。
サレンダー、ときたら、そのとおり。 ガンとか病気にかかわらず、共感できるところが多かった。 どうなってもよい、ではなく、なるべくしてなる。
”楽しい”というキーワードがすべてだと、共感する。 ”らく”ではなく、”たのしむ”こと。 傍から見て、大変そうだなと見えることも、当人たちにとっては全然大変ではないということが、よくあると思う。 仕事も遊びも、楽しいかどうかを基準にすることが、ベス…
夜明け前→晴天を衝く→西郷隆盛 という自然な流れ。 この、大西郷遺訓のなかにも、「夜明け前」の記述がある。 歴史を学ぶということではなくて、いつの時代にも通用する人に学ぶといえばよいだろうか。 大河ドラマの視聴が続きそう。
ネットで調べてみると、実在の方々の物語であることがわかる。 自分の故郷の近くで、起きていた、数々の出来事に思いを馳せる。 生かされているということを、再認識するきっかけになった。
11年半にわたり、「新潮」に連載されたそうである。 上巻の途中で挫折。 江藤淳氏との対談は興味深く読めた。
あまりにも、有名な名著だが、読んだことがなかった。 奈良井宿は観光で行ったことがあるが、また、行ってみたくなった。 もちろん、馬籠も妻篭も、水無神社も。 この長編を読むのに、10日ばかりの日数を要した。 長編であるだけでなく、文体が私にとっては…