微差力 斉藤一人
微差が大差。
斉藤一人さんの、すごいなと思うところは、難しいと思われることを、いかに簡単に伝えるかということを、とことんまで考えていること。
伝えるための努力は、すさまじいものがあるし、確かに、こうしたほうが良いよ、こうしてみたら、と言われていることは誰でもできることばかり。
本の7回読みなどは、その典型例。
1回目読むと「すごいな」と思う。
2回目には「そうだよな」と思う。
3回目には「そのとおりだ」と思い、
4回目には「そうなんだよ」と。
5回目になると「これはこのとおりだよ」。
6回目には「あたりまえじゃないか」。
そして7回目になると「おれは昔からこういう考えなんだよ」というふうに、脳がこなされたとき、自然と、そういう行動ができるんです。
本を7回読むことは、誰でもやろうと思えば、できること。
それを、やるかやらないかは、微差だけど、信じるる力かな。